2 平面である甲革に無理なく立体の〈デザイン通りの)「くせ」がつくので、底付け段階でたるみ、しわが発生しにくくなります。
3 これまでの製靴工程では、デザインをラインでささえていましたが、クリッピング加工では、面でささえるので、足にかかる負担が大きく軽減されます。
4 従来のように、その靴の形自体を靴底で固定するわけではなく、仕上げ工程での作業も簡単になります。
足の大きさ・形は、一人ひとり異なり、また、左足と右足でも同じではありません。歩くときの力の入れ方にも個人差があリます。その「個人差」の部分が、『ラインとしての癖』とぶつかり、履き心地が悪くなったり、足が痛くなったりする原因の一つになります。
クリッピング加工された靴は、無理なく足が、靴の奥にまではいります。また、ラインとしてでなく、面で支えるため、長時間履いて〈歩いても)足にかかる負担は、少なくなります。
しかし、現実は、同じメーカーの靴でもクリッピング加工した靴の売れゆきが、格段に良くなったのです。消費者はクリッピング加工をした靴を求めていたのです。
「日本でこんなに早く広くクリッピングが普及したのは、サト企画さんの功績だね」と語るメーカー〈の社長・代表者)も多くいます。
私たち(OKC)は、サト企画が、クリッピング導入直後に勤め始めた、いわば『直系の一番弟子』による後継者です。